今回も学力のお話。もう夏休みですね。
スマホ、喫煙、と続いて今回は「勉強する時間帯」についてです。
夏休み中にどういう勉強習慣をつけるべきか。また受験生ならどういう時間に勉強すると効率が良いのでしょうか。
結論から言うと「朝方」の勉強習慣をつけましょう! という話なんですがその根拠をご紹介。
朝方の根拠
話題沸騰の健康本「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」の著者である津川友介さんがツィッターで紹介されていました。
子どもに勉強させるなら朝の方が良いようです。その方が成績が上がるという研究結果です。https://t.co/OgCogChvs1
— 津川友介 (@yusuke_tsugawa) 2018年7月19日
ソースとなる研究はこちらのページから読むことが出来ます。
https://www.mitpressjournals.org/doi/abs/10.1162/REST_a_00525
Abstractを読むと以下のようなことが書かれています。
・勉強の時間が生徒の生産性にどのように影響するか調査した。
・ロサンゼルスの第6学年~第11学年の200万人のデータを分析した。
・結果、午前は午後よりも多くのを学ぶことができる。
・午後に数学・英語を学ぶよりも午前に学ぶ方が良い。
社会人でも難しい仕事ほど午前中にやった方が効率良いという話がありますが、これに通じる話なのかもしれません。
同じ時間勉強するなら効率良く勉強した方が受験では有利です。この情報、早速使うしかありませんね。
活用しやすい夏休み
この朝方勉強法を活かしやすいのはまさにこの夏休みの期間です。
というのも、普段は学校の授業時間、電車などの移動時間に制限されてなかなか自分なりのペースを組みにくかったりしますよね。
仮に塾や予備校の夏期講習などを受けていたとしても、夏休みというだけで自然と夜型になりがちです。
逆に言えば、他の受験生たちも夜型になっています。
みんなが効率の良くない勉強をしている間にあなただけ効率良く勉強して、差をつけちゃいましょうよ。
朝はテレビなどの誘惑も少ないから集中しやすいし、実際の入試は朝から始まるんだからこの点から考えても絶対に朝方で勉強する習慣をつけちゃいましょう。
保護者の方もぜひ、この視点でサポートしてあげてくださいね。
仮にお子さんが受験生じゃない場合でも生活リズムが崩れやすいのが夏休みです。ぜひ、涼しい朝方に夏休みの宿題を終わらせて、その後に遊びの予定を立てて、夜は早く眠ってもらいましょう(笑)
さて、冒頭紹介した津川先生の「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」は以前の記事でも紹介しました。
玄米の調理が面倒な方はこちらを良かったらお試しください。我が家はサラダに振りかけて食べていますよ。