どうも、りょうさかさんです。
以前、1人1台のパソコン端末が導入されるGIGAスクール構想について書きました。
本来は段階的に2023年までも配備される予定だったのですが、幸か不幸か新型コロナウイルスの影響で、本年度中にほとんどの小中学校で1人1台パソコンが導入される見通しとなりました。
全ての小中学生に1人1台のパソコンを整備する「GIGAスクール構想」で、小中学校や特別支援学校を設置する計1811自治体のうち、99.6%に当たる1804自治体が、国の補助を利用して本年度中に配備を完了する見通し
(引用)ほぼ全自治体、公立小中生へPC 年度内に配備完了の見通し(共同通信) - Yahoo!ニュース
つまり来年2021年度は、ほとんどの自治体で小学校に入学すると小学校1年生に1台パソコンが渡されるわけです。
では、親として入学前に準備できることはなんでしょうか?
- どんなパソコン1人1台なのか調べる
- 子どもの準備は焦らなくてもOK
- キッズタブレット端末やキッズパソコンに触らせてみる
- ひらがな、アルファベットを読めるようにしておく
- 【小学校】1人1台端末時代の入学準備とは のまとめ
どんなパソコン1人1台なのか調べる
児童生徒への1人1台パソコンの導入状況は文科省の具体的な資料では以下のような数字です。
(引用)GIGAスクール構想の実現に向けた調達等に関する状況(8月末時点)について(速報値)2020年9月11日
導入時期をみると12月と2月、3月の数字が大きいですよね。
これは、おそらくネットワーク回線の工事などを並行して行うために冬休み、春休みの時期を利用するためでしょう。
さて、親御さんは導入が決まったらすることですが、まずどんなパソコン・タブレット端末なのかを調べることをオススメします。
導入されるパソコン・タブレット端末を知るだけで心理的にグッと安心感が増しますからね。
例えば、先進的に導入している渋谷区だと「富士通 ARROWS Tab」を導入しています。
(引用)渋谷区ICT教育システム「渋谷区モデル」導入について(渋谷区教育委員会)
こうやって導入端末の情報を知ることで、「落として壊さないか」「濡らしてしまわないか」「小1の小さい身体で持ち運べるの?」という管理面の心配は軽減されますよ。
また合わせて、パソコン・タブレット端末を持ち帰るのか学校に預けるのかを確認しましょう。
「学校からのお便り」などで周知されるはずなので目を通してくださいね。
子どもの準備は焦らなくてもOK
基本的に小学校入学前の段階で準備を焦る必要はありません。
現在の幼稚園、保育園に通っているお子さんならご家族のスマホやタブレット端末を触った経験も多いと思います。
仮にご家庭にパソコンやタブレット端末がなかったとしても具体的な操作方法は、学校がしっかり面倒を見てくれますからね。
ただ心配な方は以下の点を取り組んでみてもいいかもしれません。
- キッズタブレット端末やキッズパソコンに触らせてみる
- ひらがな、アルファベットを読めるようにしておく
キッズタブレット端末やキッズパソコンに触らせてみる
キッズタブレットは例えば「Fire HD 10 キッズモデル」があります。
「Fire HD 10 キッズモデル」は、以下のような工夫があります。
- 1日の利用時間を15分単位で設定可能
- 学習タイムを設定すると学習目標を達成するまでエンタメ系コンテンツが利用できない
しかも購入から2年間は壊してしまった時は、無償でお取替えといたせりつくせり。
ちなみにりょうさかさん家でも購入しましたよ!
レビューはこちら⇒
キッズパソコンだとディズニーやドラえもんをテーマにしたものがあります。
機種によって英語や算数、プログラミングなどが入っています。
知育玩具の一種としても、入学前に慣れておくという意味でもこういったものを導入するということが考えられます。
ひらがな、アルファベットを読めるようにしておく
以前の記事でも書きましたが、ひらがなは小学校1年生、アルファベットはローマ字という形で小学校3年生で学習します。
なので、これらの学習について焦る必要はありません。
一方でキーボードには「ひらがな」「アルファベット」が記載されています。
「ひらがな」「アルファベット」が読めるだけでキーボード入力の際に抵抗感を持たずに済むというメリットがありますよ。
また入学時の「読み書き」がその後の学力に影響を与えるので、お子さんの様子を見ながら取り組んでおくのがオススメです。
【小学校】1人1台端末時代の入学準備とは のまとめ
最後にまとめておきますが、わたしは基本的に焦る必要がないという考えです。
ただ忘れてはならないのは、ICTの導入の流れには「PISA2018」の結果が背景にあるということです。
そこから判明した内容とは「各国と比較して日本の子どもが学習にPCを使う時間が少ない」です。
詳しくはこちら⇒
PCを学習のツールとして上手く活用できるように親としてはサポートしていきたいですね。
それでは、また。