どうも、りょうさかさんです。
あなたは苦労、我慢、努力は好きですか?
わたしは、恥ずかしながら大の苦手です。
苦労したくないし、我慢できないし、努力は続きません。
そんなわたしと同じような方にオススメできるのが今回ご紹介する「勝間式ネオ・ライフハック100 圧倒的に自由で快適な未来が手に入る!」(勝間和代/角川書店)です。
本書の内容はその名の通りライフハックの方法が書かれています。
その内容に触れてしまうとネタバレになってしまうため、今回のブログでは最も共感したところとわたしの考えについてまとめたいと思います。
「勝間式ネオ・ライフハック100」とは
著者の勝間和代さんについてはテレビなどでご存知の方も多いと思います。
本書は、「問題解決・目標達成」「時間管理」「インプットアウトプット」「お金」「人間関係」「片付け・料理」「ヘルス」という8つの分野について勝間さんが実際に取り組んでいるライフハックをまとめたものです。
わたしは「苦労、我慢、努力をしない」という視点が本書の大きな柱だと受け取りました。
勝間さんは合理化効率化の権化のように見えますが、「人間は生き物である」という大前提のもと「苦労、我慢、努力はそもそも長続きしない」という地点に立っています。
とは言っても。自分の望む自分の人生を歩みたいですよね。
勝間さんは、苦労、我慢、努力で自分をコントロールするのではなく、科学的・心理的に自分をコントロールするという手法を取り入れています。
苦労、我慢、努力は尊い?
そうはいっても苦労や我慢、努力は尊いのではないか、と感じる方もいると思います。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」「石の上にも三年」「千里の道も一歩から」など苦労、我慢、努力にまつわる「ことわざ」もありますからね。
勝間さんは苦労、我慢、努力の弊害についても言及しています。
問題は仕事や家事においてで、必要以上の我慢や苦労、努力を好むと、働くことの価値観が歪んで、成果よりも我慢や苦労、努力の量が大事、というふうに履き違えるようになるのです。
とにかく苦労や我慢、努力をすることが尊い、と考えだすので、手際よくやっている人を見ると、ズルいとか汚いとか言うようになってしまいます。尊いのは、苦労や我慢、努力よりも、それらをした結果、大きな成果を得られることです。もし得られる成果が同じだったら、苦労も我慢も努力もしないほうがいいに決まっています。
(引用)「勝間式ネオ・ライフハック100 圧倒的に自由で快適な未来が手に入る!」(勝間和代/角川書店)p.178
苦労、我慢、努力についての限界や弊害を認めた上で、テクノロジーや環境を整えることで無理なく継続できるように提案しています。
この苦労や我慢、努力ではなく結果を重視するということは言い換えば「生産性」を重視することです。
また本書では「時間割引率」という言葉も登場します。
時間割引率について詳しくは本書を読んでいただくとして、どちらも共通するのは、目先の行動と結果だけではなく、長い連続性の中での視点を持つということです。
この「時間割引率」「生産性」を重視する考えはわたしも常に意識しているのでとても共感しました。
努力と苦労から生産性へ
社会人になった頃のわたしは、自分で思い返しても「仕事人間」でした。
残業もメチャクチャしていましたし、ゴールデンウイーク、お盆休みなどの長期休暇は家で顧客に向けた提案書や資料を作っていました。
会社の指示や顧客の依頼とかではなく、単純に楽しくて趣味の延長みたいな感じで自発的に仕事をしていたんですよね。
有給休暇の消化数は何年間も0~1日。(風邪を引いたときくらい)
単純に仕事が楽しかったんですよね。
そのかわり「生産性」「自己投資」みたいな考えは全くありませんでした。
そんなわたしでしたが、今はほとんど残業をしていません。
休日はキッチリ休みますし、有給休暇も年間10日以上使っています。
結婚をして家族との時間を出来るだけ、大切にしたいと思うようになったからです。
残業しないために仕事の効率化を目指しますし、業務の優先順位もハッキリ決めます。
幸い仕事の成績については、運やお客さまの優しさもあり、常に上位2~3割に入ることが出来ています。
ブログを執筆し始め、意外な副産物としてインプット・アウトプットの質が高まり、それが結果的にお客さまへ還元できているのも要因の一つかなと感じています。
そんなわたしですが、まだまだ生産性を上げていきたいと思っています。
勝間さんの本から簡単に出来そうなことから一つ一つ取り組んでいきますよ。
まずはミネラルウオーターをやめて、水道水を冷やすことから始めたいと思いますw
詳しくはぜひ、本書のp.268を読んでみてください。
「勝間式ネオ・ライフハック100」のまとめ
本書「勝間式ネオ・ライフハック100」には、100に及ぶ考え方や手法がまとめられています。
わたしは、本書を読むまで勝間さんが、発達障害(ADHD)や未熟児だということを知りませんでした。
勝間さんがこのようにご自分のことを語ることは、同じ状況・境遇の方にとって一つの希望になるのではないかと感じました。
繰り返しになりますが、本書で紹介される考え方や手法は。勝間さんの実践です。
全てを真似をする必要はなく、出来るところ、良いな、と思ったところから取り入れることが出来たら良いと思います。
あなたが苦労、我慢、努力を大好きな方でも、参考になると思いますよw
それでは、また。