りょうさかさんと

教育業界にいる陵坂さんが教育・子育て・DWEなどについて書くブログ

りょうさかさんと

5歳の娘と「国立科学博物館」に行ってきた


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どうも、りょうさかさんです。

5歳の娘と「国立科学博物館」に行ってきました。

体力さえ続けば、1日中楽しめる場所でしたよー!

国立科学博物館とは

国立科学博物館とは、台東区上野公園内にある博物館です。

  • 開館時間は、通常9:00~17:00。
  • 休館日は、毎週月曜日と年末年始。

最寄り駅は、以下の3駅です。

  • JR「上野駅」(公園口) 徒歩5分
  • 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」(7番出口) 徒歩10分
  • 京成線「京成上野駅」(正面口) 徒歩10分

常設展の入館料は以下の通りです。

  • 一般・大学生 630円
  • 高校生以下 無料

特別展+常設展の場合は、以下の通りです。

  • 一般・大学生 2,100円
  • 小・中・高校生 600円
  • 未就学児 無料

2021年9月執筆時点では、入館は事前予約制になっています。

無料枠の方も入館予約登録(0円)だけはしてくださいね。 

詳しくは公式サイトをご確認ください。

国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

特別展「植物 地球を支える」

上野公園でお弁当を食べたわたしたちは12:30頃に国立科学博物館に向かいました。

予約時に特別展のチケットも申し込んでいたので、まず特別展へ入場しました。

この時に開催していた特別展は「植物 地球を支える」というもの。

国立科学博物館での展示は2021年9月20日で終了し、2022年1月14日~4月3日まで大阪市立自然史博物館での開催が予定されています。

トップ | 特別展「植物 地球を支える仲間たち」

植物の仕組みや働きがパネルで紹介され、植物のオブジェや本物が展示されています。

世界最大の花ラフレシアのオブジェ、直径なんと111センチ!!!

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娘は「花の中にパンがあるー」と言って、はしゃいでいましたw

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(画像引用ラフレシア - Wikipediaより)

あのトゲトゲがパンに見えるのか? と子ども感性を驚きました。

後日、ラフレシアが気に入ったのか植物図鑑を見ながら、書き写していました。

青いバラの見本もあったり。

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食中植物の大型オブジェと本物が展示されていました。

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わたしは禍々しい魅力を感じましたが、娘は「どうして虫を食べるの?」と不思議そうでしたよ。

普段ならパネルの文字も読んで娘に聞かせてあげることが多いのですが、コロナ禍ということもあって要所要所で「こんな展示だよ」と最低限伝えるだけの観覧になりました。

そういった事情もあり「特別展 植物」の滞在時間は、40分ほど。

たぶん大人がしっかり見れば、1時間30分くらいはかかるんじゃないでしょうか。

地球館1階

常設展は「地球館」と「日本館」の2つの会場に分かれています。

恐竜大好きな娘の希望を聞いて、化石の展示がある地球館へ向かいました。

この地球館、なんとB3F~3Fの計6フロアにわたって展示があります。

1階には、体長15メートルをこえるマッコウクジラのオブジェがあります。

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娘と2人で「え。このマッコウクジラにシャチって体当たりして襲うんだよね?」「こわいーーー」とはしゃぎながら会話をしましたw

なんとダイオウイカのはく製も展示されているんですよ!

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ダイオウイカは、図鑑でもイラストだけの掲載が多いので、実物サイズを体感できるのは本当に貴重です。

これ以外にも昆虫など様々な生き物のはく製、標本が展示されています。

また1階は地球史ナビゲーターという展示品とスクリーンを融合させた展示があって、これの出来が本当に秀逸なんですよ!

映像作品なので写真には残していませんが、ぜひじっくり見てもらいたい展示の一つです。

地球館B1階

地球館B1階のタイトルは「地球環境の変動と生物の進化-恐竜の謎を探る-」。

恐竜の化石がダイナミックに展示されています。

ティラノサウルスは、茂みに潜んで獲物を待ち伏せるポーズをしています。

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トリケラトプスは圧倒的な迫力で迎えてくれます。

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娘はトリケラトプスが大好きなので、一緒に記念撮影をし、しばらく眺めましたよ。

この他にもアパトサウルス、ステゴサウルス、ディノニクスなどの化石が展示されています。

大迫力で見入ってしまいました。

これだけの化石の展示を気軽に見ることができるなんて凄いですね!

地球館B2階

地球館B1階のタイトルは「地球環境の変動と生物の進化-誕生と絶滅の不思議-」。

こちらでも多くの化石が展示されています。

特大サイズのアンモナイト パキデスモセラス・パキディスコイデ

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マンモスなどの象の仲間の化石。

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アーケロン・イスチイロスの化石

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化石から伝わってくる当時の生物の大きさに圧倒されるばかりです。

このほかにも海の生物の進化や人類の進化が展示されています。

地球館B3階

地球館B3階は、日本の科学者の紹介や法則を体験する装置、宇宙について展示されています。

素粒子を計るための加速器と測定器の模型などがあったりして、わたしは面白く眺めましたが、重さや磁力の法則を体験する装置が面白かったようです。

体験中心だったので写真は撮り忘れてしまいました…。

この後、エレベーターで一気に3階まで上がりました。

地球館3階

地球館3階は「親と子のたんけんひろば コンパス」と「大地を駆ける生命」という2つのコーナーがあります。

「親と子のたんけんひろば コンパス」は、子どもと遊びながら展示を楽しむスペースになっているのですが、新型コロナウィルスの影響で閉まっていました。

「大地を駆ける生命」では、生き物たちのはく製を見ることができます。

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「トラよりラクダの方が大きいのが簡単にわかるね」なんて話ながら展示を見ていると娘から「動物園があるのにどうしてこういうことをするの?」と質問されました。

わたしは「亡くなった生き物の命をこうやって使わせてもらうことで、今生きている生き物の命を大事にできるからだよ」と答えました。

この答えで良いのか、娘に伝わったか、わかりません。

それでも興味深そうにはく製を見ていました。

地球館2階

地球館2階は「科学技術で地球を探る」というテーマで、機械製品やその歴史の展示になっています。

この頃にはさすがに娘も疲れてきて「帰りたーい」ということで早歩きで見て回る程度でした。

館内マップを見てみると日本館3階にフタバスズキリュウの化石の展示があることがわかり、それだけ見て帰ろうということになりました。

日本館3階北翼

日本館3階北翼は「日本列島の生い立ち」というテーマです。

入口からいきなりフタバスズキリュウの化石がお出迎え。

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日本で採れた化石が展示されています。

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日本でもこんなにアンモナイトの化石が発見されていたんですね。

娘は上写真手前のネジネジした化石を笑ってみていました。

こんな素敵な絵も展示されています。

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これらを眺めてわたしたちは国立科学博物館を後にしました。

この後、娘はアイスクリームを食べたら疲れが噴き出たのか、わたしに抱っこされながら家に着くまで爆睡しましたよw

国立科学博物館の滞在時間

国立科学博物館の滞在時間は、3時間でした。

地球館の1部や日本館をほとんど見ないで3時間ですから、特別展・地球館・日本館をじっくり見ると4~5時間はかかりそうです。

博物館内にレストラン、カフェ、ラウンジがあるので食事・休憩をしながら丸一日かけて楽しめる場所になっています。

実は国立科学博物館には、娘が2歳くらいの時に一度行ったことがあったんですが、その時は一緒に眺めるだけでした。

やっぱり5歳になると食いつきが違います!

恐竜の化石なんて、娘のテンションが上がりまくってましたからね。

ぜひ、あなたもお子さんと行ってみてください。

それでは、また。