投資についてはわたしも現在進行形でお勉強中。というのも、世の中やってみないとわからないことの方が多いからです。
とはいえ、いきなり挑戦するのもリスキーです。やはり事前にお勉強をしておいた方が大きなミスをしにくいですし、経験から学ぶ学習効率も違います。
そこで投資をする前に実際にわたしが読んだ書籍の中で、オススメのものをご紹介します。(Image by Omar Hadad from Pixabay)
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方をおしえてください
「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」(山崎元)
何を読むか迷ったらとりあえずコレ1冊を読んでください。難しい用語を使わずに説明してくれて、わかりやすいので最初の1冊に滅茶苦茶オススメです。
内容は、素人のあるある質問に山崎元さんが丁寧&ぶっちゃけた内容で答えてくれるというもの。
証券会社の口座の開き方から始まり、国債、オススメの金融商品、積立投資、NISA、iDecoといった言葉と使い方を説明してくれます。また、家を買うかどうか、医療保険、生命保険といった分野にも言及がありますよ。
Kindleなら1000円で買えるからお買い得です。
お金は銀行に預けるな
「お金は銀行に預けるな2013年度版」(勝間和代)
なんとKindleで100円の本書。これをオススメする理由は一つです。
その理由を話す前に「毎月積み立て投資をしよう」という言葉を聞いたことはないでしょうか? コツコツ堅実な感じがしますが、一方で貯金100万円をポンっと投資しちゃダメなんでしょうか?
その疑問にお答えするのが本書です。
結論だけ書いてしまうと、毎月同額積み立てることを「ドルコスト平均法」と言います。でも、ほとんどの人が「ドルコスト…」と聞いた瞬間、聞く気をなくすと思うんですよね。
知っている方もそれをわかっているから、こんな用語を使わずに結論だけを言うわけです。
どうしてリーマンショックという株価下落を経験しても現時点で利益が出ているのか? 今後、不景気がきたとしても長期保有をしようと言えるのか。
その理由は本書で簡単に明らかになります。
ドルコスト平均法について、それに適切な金融商品が知りたい方はこちらをどうぞ!
アメリカの高校生が読んでいる投資の教科書
「アメリカの高校生が読んでいる投資の教科書」(山岡道男・淺野忠克)
アメリカジャンプスタート連合による学生向け経済教育の指導要領「Natinal Stndards in Personal Finance」を日本人向けにアレンジして作られた本書。
これまでの2冊は簡潔明瞭に「こういう行動をすれば確率が高いよ」という手法を語るものでした。本書は「教科書」と名にあるように「経済の仕組み」をわかりやすくまとめたものです。
投資のリスク、金利、株式市場、為替レートなどについて言及されています。
日本にいて「円」だけを使っているとどうしてもインフレリスクによって預金が目減する可能性を忘れてしまいがちです。
高校生はもちろん社会人の学び直しにもオススメの本になっています。ちなみに紙なら1,700円の本書もKindleなら1,285円で購入することができるからちょっとお得です。
まとめ
冒頭にも書きましたが、少しでも勉強してから実際に経験する方が学習効率は高くなります。
例えば、会社の上司が新入社員に対して「とりあえず営業してきて」「やればわかるから」と指示したらどうでしょうか? (わたしの勤める会社にこんな上司はいませんが、世間には多いって聞きます)
こんな効率の悪いことはありませんよね。
それと同じです。
いきなり投資を始めるのではなく、知識を身に付けるという「自分に対しての投資」をしてから実際の投資をしてくださいね。それでは、また。