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中英の学テ予備調査から読み解く文科省のメッセージ

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文科省が2018年5月31日に「全国学力・学習状況調査」について予備調査の問題を公表しました。これがどういうものなのか。そこから何が考えることができるのか書いていきたいと思います。

結論から言うと、「どのようにして自分の考えを伝えるか」という部分が大切だよ、という文科省のメッセージが読み取れるテストになっているといえるでしょう。

4つのポイント

新聞が要点をまとめてくれているので引用してみましょう。

文部科学省は31日、「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で平成31年度から3年に1度、中学3年全員を対象に英語が導入されるのを前に、課題検証のために実施した予備調査の問題を公表した。「読む・聞く・書く・話す」の4技能を対象とし、範囲は中2までの学習内容で、難易度は英検4級相当。「書く・話す」では日本の生徒の課題とされる発信力を重視した。

(引用)学力テスト 英語予備調査問題公表 発進力重視、英検4級程度(1/2ページ) - 産経ニュース

理解しておくポイントは、以下の4点でしょうか。

・中学3年生対象に中2までの内容

・難易度は英検4級相当

・4技能「読む・聞く・書く・話す」が問われる

・「話す」についてはマイクに吹き込む

さて、詳しい問題はこちらからご覧いただけます。

平成31年度全国学力・学習状況調査・英語予備調査について:国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

ここから具体的な問題を引用して、見ていきましょう。

読むについて

単純に「読む」問題でも「書く」ことが求められています。

例えば「8」の問題を見てましょう。

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問題文を読んでそれに対して自分がどう思ったのか書くことが求められます。これは単純に英語力だけでなく、自分がその物事にどう思うかということの「意見」が必要です。 

書くについて

こちらも「読む」と同様の問題が出題されています。

「10」の問題なら…

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このように自分で好きな「日本らしいお土産」を決めて、それについて文章を書く必要があります。こういう自分の考えを表明することって苦手な生徒と得意な生徒に分かれると思います。つまり英語以前の部分も問われているわけです。

じゃあ、これが変なのか。そうじゃないよね。 

話すについて

話すについても同様の問題が出題されています。

大問2なら… 

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新聞記事によると部分点は設けずにささいなミスも言いたいことがあれば伝われば正答とみなしたそうです。 

伝えるということ

「読む」「書く」「話す」に共通しているのは、いかに伝わるかどうかです。そして、その前提として伝えたいことがあることが大切だという意図がテストに隠れていることがわかると思います。

英語は「技能教科」です。例えば、CAN-DOリストなどの評価方法もいわゆる国語・算数の教科学習よりも体育や音楽などの方が近いと言われています

英語はあくまで自分の考えをどう表現するかのツールにすぎないという点を文科省が改めて示した予備調査問題といえるのではないでしょうか。

じゃあ、また。 

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