先日、家族でスヌーピーミュージアムに行ってきました。子どもの頃から大好きなスヌーピー。今回はそのミュージアムに行って感じたことを書いていきたいと思います。
スヌーピーミュージアムは2018年9月に閉館
実は今までスヌーピーミュージアムに行ったことがありませんでした。あるのは知っていたんですが、場所が六本木と便利なのでいつでも行けるような気がして後回しにしていました。
ところが2年半の期限を迎えて9月24日で閉館! と妻に知らされ、その翌日には行くことを決めました。
(公式WEBサイト)SNOOPY MUSEUM TOKYO
(年代別のスヌーピー達が訪問客をお出迎えしてくれます)
基本的に写真OK
今回見てきた展示テーマは「Love is Wonderful 恋って素晴らしい」(2017年10月7日(土)~2018年4月8日(日))でした。
ちなみに2018年4月21日(土)~2018年9月24日(月・祝)まで「Friendship in PEANUTS (the final)」というテーマで展示が行われる予定です。
展示物・会場は9割以上撮影OK!
(かわいい撮影OKマークが会場にあります)
こういう展示会って最近は写真NGじゃなくなりましたよね。昔はNGばっかりという印象で、権利者のことを考えると当然かなと思っていました。この変化の要素は幾つか考えることが出来ることができます。
写真NGの良くある理由がカメラのフラッシュが作品に良くないというもの。しかし、カメラの向上、スマホの普及によってフラッシュなしでも綺麗に撮影できるようになった為か「フラッシュ撮影をしないように気を付けて下さい」と注意される程度になりました。
もう一つは宣伝効果です。以前から口コミに優る宣伝はないと言いますが、今の口コミはネットですよね。ブログ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどなど。
キンコン西野さんの「革命のファンファーレ」にもあるように人はネタバレの確認作業で行動するケースもあって展示会系はまさにそれですよね。写真がアップされているのを見て、実際に見てみたいから確認しにいく。そういう変化もあるのだと思います。
(オマージュ作品など一部は撮影NGなので確認して撮影しましょう)
スヌーピーの良さ
スヌーピー、ウッドストック、チャーリーブラウンら登場人物の可愛らしさが人気を支える一方、哲学的、心理学的な背景からスヌーピーという作品に愛着を持つ人もいると思います。この2つの中で言えば私は後者よりの愛着の持ち方。
だから今回「恋」っていうテーマには「ああ、ライトなファン向けの設定でしょ」くらいに侮っていました。
一通り展示を見た感想は「ライトなのは自分でしたーーー」という謙虚な気持ちとスヌーピーという作品の奥深さに改めて気付いて惚れ直すというものでした。
作者のシュルツは丁寧に描く部分と描かない部分を明確に分けています。
例えば、スヌーピーの恋愛シーンではお相手の犬は一切描かれません。反面、スヌーピーが何度も彼女に会うために通う姿、その心情はとっても丁寧かつユーモアに富んで描かれます。
その後、展開は結婚式まで進みます。しかし、そこでも描かれるのは結婚式当日にビビりまくるスヌーピーの姿。「結婚式」というテレビドラマならクライマックス、1時間拡大スペシャルしても良い中身についてはアッサリ終わらせてしまう。しかも結構衝撃的なオチなのに。
興味のある方はぜひ展示会でご覧ください。
(A cartoonist is someone who draws the same thing day after day without repeating himself.)
the finalも行きたい
改めてスヌーピーの良さを確認して感じたことはまた行きたいなあというもの。
スヌーピーはわかりやすい幸せだけじゃなく、すれ違い、ぬか喜び、もどかしさがとっても優しく描かれています。
あとスヌーピーはやっぱり3次元より2次元の方が素敵だよね。
ミュージアム側もよくわかっているのか立体的な像よりも平面のパネルや展示場内の壁にとってもカワイイスヌーピーのイラストが随所にありました。
これらもまた見てみたいなと思います。
良かったらぜひチケットを購入して行ってみて下さいね。前売りチケットは前日でもコンビニ等で購入できます。活用すると200円お得ですよ。
ほな、さいなら。
(追記)The・Finalに行きましたよ
SNOOPY COMIC SELECTION 50's (角川文庫)
- 作者: チャールズ・M・シュルツ,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: 文庫
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