最近の読書はもっぱらKindle中心になっています。iPhone端末で移動中などの空き時間を見つけては読んでいます。
そんな中、勝間和代さんのブログでiOSの読み上げ機能についてご紹介していました。
早速試してみたので紹介と感想を兼ねて書いてみようと思います。
iOSの読み上げ機能について
紹介があったのは勝間和代さんのこちらのブログです。
katsumakazuyo.hatenablog.comこのブログ内にも紹介がありますが、具体的な設定方法はこちらのサイトをご覧ください。
iphone-mania.jpこの通りに設定すると画面の文章を読み上げてくれます。ちゃんと自動でページも送ってくれるので便利です。たまに漢字の読み方が違う時もありますがほとんど気にならないレベルなので文字を目で追いかけなくても内容を把握することができます。
実際にわたしが機能を使用して読んだのはこちらの2冊。
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」(津川友介・東洋経済新報社)
「人生の勝算」(前田裕二・幻冬舎)
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」の場合
今、絶賛ベストセラーのエビデンスベースが特徴の健康本。津川さんの文章はわかりやすく丁寧なので、結果的に読み上げ機能とも相性が良く、とても聞き取りやすかったです。
ただ難点は2点あります。
まず1点目は章末にあるエビデンスの根拠となった論文の情報が英語で書かれており、その英語がそのまま読み上げられてしまう点です。
2点目は図表のあるページで読み上げが終わってしまうこと。
ただ、これに関しては書籍の問題ではないし、読者側がページ送りを手動するだけで解決できます。
「人生の勝算」の場合。
こちらも絶賛ベストセラー。あの石原さとみさんとお付き合いしている方が書かれた本。未読の方は話題先行なんじゃないかと思うかもしれないけど、中身もめちゃめちゃ良いからね。
さて、こちらも読み上げ機能で問題なく読むことが出来ます。上で紹介した本と違ってエビデンスベースの英語の論文などないのでそこで読み上げが止まることもありません。快適!
ただ、ただ本当に1点だけ合わない部分があるんです。
それが、SHOWROOMという単語が沢山出てくることです。
前田さんが代表取締役社長を務める会社名であり、そのサービス名でもある「SHOWROOM」が頻繁に出てくることは書籍としては当然です。全然変じゃない。むしろ内容的にはこのSHOWROOMの発想や運営の話がメインの一つなので、出てきてくれないと困る部分です。
でもね、読み上げ機能を使うと”SHOWROOM”の部分だけ急に英語で早口で読み上げられるの。
これがめっちゃ違和感(笑)
逆に言えばそれだけだし、中盤以降は登場回数も減るので気にならなくなります。
さすがに著者や編集者の方にアルファベット使用禁止なんて言えないし、仕方ないよね。
iOSの読み上げ機能のメリット
2冊に共通したモヤっと部分はアルファベットの読み上げ。これが個人的なiOSの読み上げ機能の微妙なところでした。逆に言えばデメリットは今、感じている範囲ではそれだけなので快適に読書できます。
やってみる前は読み上げ機能ってあんまり不要かなと思っていたけど便利な面も多いです。わたしが感じたメリットは2点。
・ながらで読むことが出来る。
読書中に視線を外すことが出来るって便利です。例えば、洗濯物を畳みながら本を読むことができます。
・本を開く必要がない。
スマホすら持つのが難しい場面でもイヤホンさえしていれば読書ができます。わたしは満員電車や電車の乗り換え時にスマホをポケットにいれたままにして、読み上げ機能で読書しています。東京は乗り換えの際に結構な距離を駅構内で歩くので活用する場面は多いです。
しかも歩きスマホのように視線をスマホに落としているわけではないので、お互いに安全ですよね。
さいごに
もともと電子書籍のメリットがあるのにこの読み上げ機能を知って、そのメリットが拡張したように思います。
また読み上げ機能を使っていると「読み聞かせって大人も大事なのかな」とか「昔はラジオドラマとか好きだったなー」とか「オーディオブックも面白そうだなー」とか考えたり、思い出したり、興味を持ったり良い刺激になりました。
もしiOS端末をお持ちの方でKindleユーザーの方は試しに使ってみると面白いと思いますよ。
じゃあ、また。
わたしが大好きなラジオドラマはこちら。小野不由美さん原作でエヴァンゲリオンのアスカ役の声優宮村優子さんが主人公の声をしています。音声だけというラジオドラマの特徴を生かした内容だからより怖く感じますよ。
特にこの「ウラドは其処に居る」がめちゃめちゃ怖い。
悪霊狩り〜ゴーストハント〜 CDシネマ2「ウラドは其拠に居る」
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