こういうのがあったら高校生助かるだろうなあと考えていたサービスがリクルートさんからリリースされました。やはりビジネスはスピード。早いですねえ。
一方で同じことを考える人ってどこにでもいる、アイディアよりもいかに早く実現するかの方が大事だなと再確認しました。
前置きが長くなりましたが、そのサービスこそ「スタディサプリLIBRARY」です。
たぶん課題研究の入口にいる生徒さん、学校さんは役立つかもしれません。
(公式)スタディサプリLIBRARY|5つの扉から 未来の「好き」につながる
どんな機能か
「スタディサプリ」と言えばCMもしていて話題の有名講師の授業動画が見ることのできるサービスです。
「スタディサプリ」の広告を貼っておきます
今回、紹介する「スタディサプリLIBRARY」は文字通り「図書館」です。
サイト内に書籍が紹介され、それをアマゾンから購入できるようになっているサービス。特色はその冊数とテーマごとに書籍を分類している点です。
詳細はこちらの引用をどうぞ。
スタディサプリLIBRARYに掲載している本は計1,144冊(シリーズもの、刊行中のものも含む)。世の中の情報を、未来の「好き」につながるような5パート、27テーマ、187インデックスに整理して概要を紹介している。パートは「PART1 自然と人間のサイエンス」「PART2 社会と情報のテクノロジー」「PART3 宗教と文明のヒストリー」「PART4 言葉と哲学のメソッド」「PART5 遊びと創造のアート」の5つ。
(引用)1,000冊以上の本との出会い「スタディサプリLIBRARY」オープン | リセマム
シンプルに言えばジャンルごとのオススメ書籍を紹介してくれるサイトってことです。
課題研究のどこに役立つのか
「いやあ、こんな書籍のオススメサイトくらい検索すりゃ出てくるじゃん」と思われた方、その通り! それこそAmazonでキーワード検索をしたり、大学図書館で検索したりする方が簡単に思えるかもしれません。(大人ならそうかも)
でも、高校生が課題研究をする時には、その分野に対して接するのが初めて! というケースも少なくありません。そういう時に大まかにジャンル分けされて入口となる書籍が示されていたら便利だと思いませんか?
また課題研究は学校によっては全先生が指導する場合も少なくありません。生徒がテーマとして決めた「商店街の活性化」や「日本の貧困問題」などを国語教師、数学教師、英語教師の方々が指導しなきゃいけないわけです。
つまり先生の専門分野ではないケースが多分にある。もちろん生徒だって先生の専門外なのは承知の上。それでも身近な大人の代表として先生に頼りたい。
そういう時に「まず入門書としてこういうのを読んでみたら」と紹介できるツールとして使えるかもしれない。
そういう可能性を秘めてるんじゃないかなーと思ったので「スタディサプリLIBRARY」を紹介しました。
まあ、実際にはこういうサービスを私が作りたかったんですよねー。
気になる点
ただちょっと見た感じなので何とも言えませんが書籍の選定の妥当性がそのジャンルの専門の方から見て良いのかどうなのか。
Amazonのサイトに飛ぶ前に書籍の「目次」を見ることが出来た方がより便利だと思います。サイト内検索で書籍タイトルと目次にだけターゲットを当てて検索できれば希望に近い書籍を選ぶことが出来る確率が高まりますからね。
まとめ
とりあえず普通のWEBページだし、Amazonで購入しない限り無料なんだから高校生、教員の方はツールの一つとして使ってみてはいかがでしょうか。
テーマごとに並んでいるから課題研究のテーマ探しの時にも役立つかもしれませんね。
ほな、さいなら。