どうも、りょうさかさんです。
文部科学省が2020年6月24日、中学生のスマホ・携帯電話の学校への持ち込みを条件付きで認めることを決めました。
(参考)中学校に携帯持ち込み、条件付きで容認 文科省が見直し:朝日新聞デジタル
今回は、このスマホ学校への持ち込みについてです。
わたしは新型コロナの影響が大きいと推測しています。
スマホの所持率
本題に入る前に、以前の記事でも紹介しましたが前提情報として中学生のスマホ所有・利用率は66.7%です。
(引用)平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)‐内閣府
ちなみに小学生55.5%、高校生97.1%という数字になっています(平成29年度)。
大阪府では、2018年に小中学校の登下校時の所持を認めています。
東京都でも、2019年6月に校長・区市町村教育委員会の判断で持ち込みを判断して良いことになりました。
こちらは東京都の資料⇒
どうしてスマホ持ち込みOKか
大阪府が2018年に持ち込みを認めたキッカケについて文科省の会議でこのように発言しています。
大阪府北部地震における課題等を契機としまして、それ以外でも全国で登下校中の児童生徒の犯罪被害というのもありました。そういうところから、携帯電話の有用性に着目して、登下校中の児童生徒の安全確保あるいは保護者の安心につなげるというところが本来の趣旨ということになっています。
(引用)学校における携帯電話の取扱い等に関する有識者会議(令和2年度)(第1回) 議事要旨:文部科学省
今回、このスマホ容認が進んだキッカケとして上記の「緊急時」と「登下校中の犯罪被害」という理由が挙げられています。
わたしは前述のように「新型コロナ」もあるのではないかと推測しています。
新型コロナの影響
新型コロナの影響と一言でいっても色々な要素がありますが、わたしが考えるのは厚生労働省からリリースされた「新型コロナウイルス接触確認アプリ」の存在です。
新型コロナウイルス接触確認アプリ
Ministry of Health, Labour and Welfare - Japan無料posted withアプリーチ
秋・冬に想定されている2波・3波が来る前に、国としては出来得る準備をしなければなりません。
そして、子どもたちの健康と生命、そして、学びを守るためにはウィルスを追跡することです。
スマホを持っている児童生徒に出来るだけアプリをインストールしてもらい、学校や塾、習い事の際にも携帯してもらう。
そうすれば子どもたちの感染リスクを今まで以上にコントロールできるのではないでしょうか。
わたしは、こういった狙いも背景にあるのではないかと考えましたよ。
「新型コロナウイルス接触確認アプリ」をわたしもインストールしました。
あなたもあなたの子どものスマホにも入れてみてください。
それでは、また。