あけましておめでとうございます。
どうも、教育関係会社員のりょうさかさんです。
今回は、正月休みに読みたい「仕事に役立つオススメ本5選」です。
- 戦略思考トレーニング1・2・3
- 論理トレーニング101題
- 最新研究からわかる学習効率の高め方
- エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
- ウケる技術
- 正月休みに読みたい「仕事に役立つオススメ本5選」まとめ
戦略思考トレーニング1・2・3
まずご紹介するのは「戦略思考トレーニング」(鈴木貴博/日経BPM)です。
「戦略思考」といってもわかるようでわからない言葉ですよね…。
ダイヤモンド・オンラインで取り上げられている定義を引用してみましょう。
戦略思考とは、「経営課題に対して、経営者視点で環境を正しくとらえ、課題の優先順位を明確にしながら戦略目標を達成に導く思考法」です。ビジネスの基本となる思考法といえます。
(引用)3分でわかる戦略思考!本質を見抜き、答えに素早くたどり着く | ビジネススキル大全 | ダイヤモンド・オンライン
本書では戦略思考には以下の4つの力が必要だと述べます。
- 常識を超える力
- 論理的思考力
- 柔軟な発想力
- 事例を多数知っていること
これらをトレーニングするために実際にあったビジネスの事例をもとにクイズ形式で戦略思考を養える書籍になっています。
例えば、こんな問題が出題されます。
問題28
グルメのガイド本として有名なミシュランガイド。本場フランスのミシュランガイドを見ると南仏方面に三ツ星レストランが多いことが知られています。なぜ南フランスには評価の高いレストランが多いのでしょうか?
(引用)「戦略思考トレーニング」(鈴木貴博/日経BPM)p.99より
回答が気になる方はぜひ、本書でご確認くださいね。
実際の事例ばかりなので、戦略思考をトレーニングしながら話のネタ探しにもなるので一石二鳥です。
全3巻あり、1巻あたりの問題数は51問。
気軽に読みやすいので、トイレ、電車の待ち時間などに一問ずつ取り組めるのもオススメポイントの1つです。
論理トレーニング101題
「論理トレーニング101題」(野矢茂樹/産業図書)は、論理的思考力を磨きたい方向けの書籍です。
会議での発言やレポートにおいて、論理的な展開はとても大切ですよね。
本書は「論理の力」を「思考力」ではなく、思考を表現する力、表現された思考をきちんと読み解く力だと指摘します。
「戦略思考トレーニング」と同様に新聞や書籍などの実際の文章をもとに「文章のおかしな点はどこか」「接続詞を入れよ」「論証図を作成せよ」「論証の隠れた前提を取り出せ」といった問題に取り組んでいきます。
歯ごたえがあるトレーニングをしたい方にオススメの書籍です!!
最新研究からわかる学習効率の高め方
「最新研究からわかる学習効率の高め方」(ふろむだ)は「仕事上、資格を取らなければならない」なんて時に「急がば回れ」で読むことをオススメしたい書籍です。
1巻はKindleで読むことができます。
さらに知りたくなった方は、こちらから続きの巻が購入できますよ⇒
以前も記事にしているのですが、本書の特徴は学習効果ではなく学習効率で考える点です。
例えば、「英単語」の場合を考えてみましょう。
「10分で10個を覚えられる勉強方法」と「1時間で50個を覚えられる勉強方法」の2つがあったとします。
勉強方法の学習効果"だけ"を比べれた時、同じ時間にすると「10分で10個の勉強方法」が勝っているといえますよね。
では、ひと月後の定着率、半年後の定着率では「1時間で50個を覚えられる勉強方法」の方が優れている場合はどうでしょうか?
中間テスト用の1夜付けなら前者でしょうし、受験や資格など広範囲の長期戦なら後者の方が向いていそうです。
では、この2つの勉強方法を組み合わせたらどうなるでしょうか?
このように本書では学習効果だけではなく、学習効率に視点を向けた内容になっています。
全巻を読むと定着率・忘却率などの観点が加わり、自分にあった勉強方法を読みながら一緒に考える書籍になっています。(ちなみに上の例は、あくまで本記事用の例え話です)
受験や資格試験を控えた方、そのご家族はぜひ読んでみてください、メチャクチャオススメです。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」(著・グレッグ マキューン)は、仕事の働き方を変える思考を促す書籍です。
以前も記事にしているのですが、本書の特徴はより少なく、しかし、より良く働くための方法が書かれている点です。
あれこれ全てやるのではなく、仕事を選びながら質の高い仕事をするためにどうすればよいのでしょうか?
本書では「仕事の考え方」はもちろん「仕事の断り方」「睡眠」など具体的なことも書かれていますよ。
わたしは本書を読んでから行動を変えました。
今のところ営業成績は変わらず、定時退社の日数が増え、有給休暇の取得数も増えて家族との時間も増やせていますよ。
読みやすい漫画版もあるので、気軽に読んでみて出来るところから取り入れてみてくださいね。
ウケる技術
最後に紹介するのは「ウケる技術」(小林昌平・山本周嗣・水野敬也/新潮社)です。
これまで固い本ばかり紹介してきましたが「ウケる技術」は、相手を笑わせる技術が書いてある本です。
本書内の「ウケる技術」は40個に分類され、その技術が活用された台本も掲載されているので技術習得というよりも読んでいて思わず笑ってしまいます。
社内でも営業でも好かれることは大切です。
好かれるためには色々な方法がありますが、わたしはユーモアが大切だと考えています。
だって、自分を笑わせてくれる相手を悪くは思わないでしょ?
ぜひ、本書を読んで笑いの技術を身につけ、一つでも使ってみてはいかがでしょうか?
仕事とかを抜きにしても、お笑いをメタ的に分析しているのでお笑い好きは読んで楽しい本だと思いますよ。
正月休みに読みたい「仕事に役立つオススメ本5選」まとめ
最後に、正月休みに読みたい「仕事に役立つオススメ本5選」のまとめをしておきましょう。
- 戦略思考トレーニング1・2・3
- 論理トレーニング101題
- 最新研究からわかる学習効率の高め方
- エッセンシャル思考
- ウケる技術
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします!
それでは、また。
今読んでいるのはこちらの書籍ですが、面白い!