りょうさかさんと

教育業界にいる陵坂さんが教育・子育て・DWEなどについて書くブログ

りょうさかさんと

子どもの時間が貴重だからこそ気を付けたいこと


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どうも、りょうさかさんです。

今回は「子どもの時間が貴重だからこそ気を付けたいこと」について。

というか、りょうさかさん家で気を付けていることのご紹介です。

出来ること・出来ないこと 

これまで娘の「出来ること・出来ないこと」を記事にしてきました。

娘の成長を残したいという完全にわたしの趣味的な内容ですw

「出来ること・出来ないこと」は年齢相応なものもあれば、出来るのが平均より早いこともありますし、遅いこともあります。

わたしも妻もそれで他人と比べて優越感に浸ることもなければ、焦ることもありません。

それは、「子どもの個人差の大きさ」「子どもの貴重な時間を何に使っているのかが家庭によって大きく違う」ことを意識しているからです。

子どもの個人差

「子どもの個人差」については、兄弟をお持ちの保護者の方からよくお聞きします。

同じ親から生まれた兄弟ですら全然違うのに、他の子どもと成長が同じだったり、出来ることが同じだったりするわけないですよね。 

例えば、わたしの娘が興味を示す対象がいくつかあります。

その中でも特に目立つのが「文字や言葉」「生き物」です。

「文字や言葉」では、5歳の現時点でアルファベット・ひらがな・カタカナは読めるようになり、6~7割くらいは書けるようなりました。 

「生き物」では、「海に住む生き物」(イルカやシャチ)と「恐竜」(トリケラトプス)がお気に入りのようです。

テレビの動物番組のナレーションを覚えたり、図鑑の内容を覚えたりして、祖父母やわたしたちに発表をしてくれます。

そんな娘の現在の将来の夢は、水族館の飼育員さんです。

子どもの貴重な時間の配分

上段で紹介した娘の興味や出来ることは、娘個人の特性であると同時に「それだけの時間を投資している」とも言えます。

都内の水族館は全て行きましたし、都外を含めるとのべ30回以上は水族館に行っていると思います。

幼稚園入園前の多い時期は、毎週末のように水族館に行きましたし、妻が平日も水族館に連れていくことがよくあったんですよね。

しかし、言い換えれば「他のことをしている時間が乏しい」ということでもあります。

例えば、「ペダルなし自転車」(ストライダー)は、娘本人の興味があまりなかったこともあり、未だに乗りこなしている感じはありませんw

一方で、幼稚園の同級生は、補助輪も卒業して自転車を乗りこなしていたりするわけです。 

でも、それで良いと思うんです。

運動神経、バランス感覚、自転車への興味、自転車に費やした時間、どれも全然違うわけです。

だから他の子どもと比較しても意味がないんですよね。

むしろ本人の興味や1日の使い方の積み重ねが違いとして見えやすいので「子どもの時間はメチャクチャ貴重!」というのを再確認するくらいで良いと思うんです。

子どもの時間が貴重だからこそ気を付けたいこと

「子どもの時間はメチャクチャ貴重!」と書きましたが、誤解してほくないことがあります。

それは「差が出やすい今のうちに色々先取り教育だ!」と子どもに詰め込んでしまうことです。

もちろんお子さんが興味を持って取り組むのなら良いと思います。(りょうさかさん家も娘がしたいドリルを娘がしたい時にさせています)

また、度々紹介しているように小学校入学時の学力が後々まで影響する可能性が高いのも事実です。 

わたしが言いたいのは「お勉強や習い事ばっかりにならないでね!」ということです。

公園やプールで親子や友達と遊ぶのも、河原や海辺、山に行ったり、キャンプをするのだって貴重な経験です。

新型コロナや熱中症が心配でなかなか家の外に出づらい方もいると思います。

そういうご家庭でも、室内で動物や植物を飼育したり、お菓子作りや料理作りを一緒にするのも貴重な経験です。

例えば、今の時期ならカブトムシを飼うのも良い経験だと思いますよ。

りょうさかさん家も、メダカを飼う? 猫を飼う? ヒヤシンスでも水栽培してみる? と考え中です。

子どもの時間が貴重だからこそ視野が狭くならないように気を付けたいですね。

それでは、また。

*ちなみに文中の「飼育体験」「料理体験」はモンテッソーリ教育の中でも取り上げられている手法です。

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