先日、後輩から仕事がわからないと言われて、意気揚々と質問にのったら見事に玉砕したりょうさかさんです。
マジ涙目www
「仕事がわからない」
そう言われた時にあなたならどうしますか?
「仕事がわからない」という相談
後輩と雑談していると彼から「仕事がわからないんですよ」「なんとなく流れはわかるけれど、これからどうしたら良いかわからない」という言葉がありました。
わたしは「やっぱりか…」と思いました。
彼が相談してきた時、わたしには彼の仕事上の問題点が既にわかっていました。
それは、営業訪問先に偏りがあることです。
もっとシンプルに言えば「行きやすいところにだけ行っている」という点です。
だから彼の仕事上の問題解決自体は、簡単で「今まで逃げていたところに失敗を恐れず行く」。
それだけです。
ただ「仕事上の問題」と彼の「仕事がわからない」と相談してきた内容が本人の中で一致しているのかわかりません。
また一致していたとしても「逃げずに行けよ」というのは「バカにバカ」と言うのと同じで得策ではないでしょう。
というわけで「どこがわからないの?」と尋ねると「あーでもない」「こーでもない」と話がアチコチに飛び散らかり、何がわからないのか全くわかりません。
わかったのは「仕事が不安」くらい。
「逃げていた仕事先の商談イメージがわかない」とかだったらアドバイスのしようもあるんですが、そもそも本人が「逃げていることに自覚があるのか」すらわからない。
そんな不毛な時間が続くので、りょうさかさんは「まずA(逃げている仕事先の具体例の一つ)に行ってみれば」と言ってみました。
すると彼からは「さほど重要じゃないと思いますけどね」と軽蔑の冷たい視線を向けられ、勝手に話を切られて玉砕してしまいました。
君が「さほど重要じゃない」と切り捨てた仕事に取り組んでいる俺やチームの皆の立場は? 「さほど重要じゃない」仕事すら逃げている君はどうなのよ?
そんな言葉のナイフを飲み込んだ結果、りょうさかさん、胃腸炎になってしまいましたw
「仕事がわからない」と言われた時に確認すべきポイント
さて、件の彼については「もう相談にはのらん!」と心を鬼にすれば良いだけなんですが、もし違う後輩が相談してきてくれた時のためにも、今回の経験を今後の糧にする必要があります。
結論から言うと「自分で考えさせる」しかないんですが、考えるヒントはあげたいですよね。
そんな時に「あーでもない」「こーでもない」と言った彼の発言は大きなヒントになります。
- 問題が自分でわかっていない
- 問題がわからないから不安
もうこれだけw
逆に言えば「自分の問題を理解する」ことで半分は解決します。
りょうさかさん、これを助ける「声かけ」をしてあげれば良かったんですよ(反省)
例えば営業職なら大きなポイントは以下の5つです。
- 何のために行くのか
- どこに行くのか
- 誰に会うのか
- いつ行くのか
- 何の商材なのか
- どういう条件なのか
このポイントのうち、最も大きな課題がどれなのか見付けることが出来れば「本人が解決すること」「会社単位で解決すべきこと」を見極めることができます。
相談される側がすることは業務の細分化とその中からどれが一番大きな課題なのか見付ける手助けをすることなんです。
もちろん愚痴りたいだけの「相談」もあると思うので、そこは見極めながら相談者の気持ちを受け入れてあげたいですね。
もしあなたが相談を受けた時に今回のことを思い出してもらえたら幸いです。
玉砕するのはりょうさかさんだけで十分なんじゃ!
それでは、また。