どうも、りょうさかさんです。
自由研究は研究結果も大切ですが、それよりも大切なのは取り組んだプロセスの方が大きな学びになる部分なんですよ。
そういう意味ではまず取り組んでみないことには、始まりません。
しかし、ここで大きな壁になるのが
そもそもどんなテーマで自由研究をしたら良いの?
という点です。
そこで今回は、2020年に控えたオリンピック・パラリンピックを柱にどんなテーマがありうるのか、わたしなりに考えたものをご紹介します。
そのまま使うも良し、自分なりの興味をプラスしても使うも良しです。
(2021年8月14日に追記しました)
オリンピック・パラリンピックとは
2020年の東京オリンピックは7月24日(金)~8月9日(日)、東京パラリンピックは8月25日(火)~9月6日(日)という期間で開催されます。
新型コロナの影響で1年延期し、東京オリンピックは2021年7月23日(金)~8月8日(日)、東京パラリンピックは8月24日(火)~9月5日(日)という期間で開催されます。
大会ビジョンは「スポーツには世界と未来を変える力がある。」というもの。
全員が自己ベスト、多様性と調和、未来への継承の3点が基本コンセプトになっています。
(引用)https://tokyo2020.org/jp/games/vision/
詳しい情報は公式サイトをどうぞ。
さらに興味の持てる分野にする
さて、オリンピック・パラリンピックをテーマに自由研究をすると決めても、そこから何を自由研究すれば良いのかわかりませんよね。
そこで、さらにオリンピック・パラリンピックに関連することから自分が興味の持てる分野を決めましょう。
分野は大きく2つに分けられます
- スポーツや選手そのもの
- 社会的な現象
「スポーツや選手そのもの」の場合
スポーツや選手そのものに興味を持った場合は、その対象への疑問をテーマにして調べていきましょう。
そのスポーツのルールや常識、通説を疑ってみるのが一つの方法です。
例えば、サッカーの場合を考えてみましょう。
サッカーでは「スーパーサブ」と呼ばれる選手がいます。
彼(女)らは本当に交代後に結果を出しているのか、レギュラーメンバーと比較して調べるという方法です。
他にも…
- ロングパスとショートパスどちらが有効か
- パワープレイは有効なのか
- 先制点を取った方が勝ちやすいのか
- PK戦は追いついた方が有利なのか
こんな感じで自分の好きなスポーツ、好きな選手のデータを調べて、通説や他の選手と比較してみるという手法があります。
サッカーの場合は、「サッカーデータ革命」という本があるので、ここからヒントを貰っても良いと思いますよ。
わたしも甲子園について書いたので参考にしてください。
ちなみにサッカーに限らず、こういうテーマで書かれた書籍やインターネット上の記事を見付けることがあると思います。
こういうのを見付けると同じテーマ(パクリ)になって良いのかな、と思うかもしれません。
安心してください。
テーマに関しては、パクッて構いません。
同じテーマであっても、東京オリンピック・パラリンピックにおいて当てはまったかどうかを確かめることは十分意味のある自由研究です。
先ほど紹介した「サッカーデータ革命」では「コーナーキックは得点のチャンスかどうか」についてデータを元に分析しています。
これを東京オリンピック・パラリンピックでも同様かどうか検証するという方法です。
また難しければ、東京オリンピック・パラリンピック全体ではなく、日本代表チームや自分の好きな他国の1チームだけを調べてみるという方法もあるでしょう。
注意して欲しいのは、その読んだ書籍やインターネットのURLを「参考文献」として忘れずに書くことです。
社会的な現象
「社会的な現象」をテーマにすると言っても「社会的な現象」がイメージしにくいと思います。
でも「観光客増加」「視聴率」などのキーワードを聞くとイメージしやすいのではないでしょうか。
わたしがちょっと考えて思い浮かんだテーマだと…
- 観光客増加で良かったこと・悪かったこと
- 観光客増加率を過去の大会と比較
- 観光客にインタビューした日本の感想
- 視聴率の変化から考える人気種目の移り変わり
- 費用を過去の大会と比較
- メダル数を過去の大会と比較
- 交通渋滞対策
- 満員電車対策
- 暑さ対策
- テロ対策
- 経済効果
- 感染症対策
- 開会式・閉会式について
- インターネット・ツイッターで盛り上がった競技・選手を調べる
- オリ・パラと甲子園の開催基準を比較
- オリ・パラと甲子園の開催についてマスコミの報道の仕方を比較
他にも観光客増加による「ごみ問題」や「リサイクル」などが考えられると思います。このようにテーマを設定し、そこから調べていきましょう。
スポーツと違い調べること自体は本や新聞、インターネットで出来ると思います。
そして、調べたら過去の大会や他のイベントなどと比較して、何が大きく違うのかを自分なりに考えてみましょうね。
例えば「メダル数を過去と比較」するテーマの場合です。
要因として考えられるものとして「選手強化予算の違い」「練習方法の違い」「環境の違い」など様々なことがわかってくるはずです。
その中で、自分はどの要因が一番大きいと考えるのか、その根拠はなんなのか。
こういうことをまとめていけると良いですね。
難しいかもしれませんが、考える行為とそれを文章や図にまとめることがとっても大切ですからね。
ぜひ、頑張ってください。
それでは、また。
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