3月末頃に「世界幸福度報告2019」の調査が発表されました。日本の幸福度ランキングの結果はというと156か国中、58位でした。
世界幸福度報告とは
国連の関連団体が国際幸福デー(3月20日)に2012年からほぼ毎年発表していて、今回で7回目となります。
ランキングは以下の6つの観点について算出されています。
GDPのレベル
平均余命
寛容さ
社会的支援
自由
汚職
サンプルサイズは2000~3000とのこと。
これらの情報は公式サイトのGoogle翻訳を参考にしましたw
詳しくはこちらをどうぞ⇒ Home | The World Happiness Report
各国の詳しい順位は、以下の2つのサイトで紹介されているのでご興味のある方はどうぞ⇒
「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本の順位はどうなった? | ハフポスト
世界幸福度ランキング2019/日本の順位は?全156カ国の最新データ! | よろず堂通信
日本の58位について
日本のそれぞれの順位については朝日新聞によると
日本は健康寿命で2位、1人当たりGDPで24位となったものの、人生の選択の自由度(64位)、寛容さ(92位)が足を引っ張ったとみられる。経済協力開発機構(OECD)加盟国36カ国で見ても、32位と低迷した。
(引用)日本の幸福度、過去最低の58位 「寛容さ」足引っ張る:朝日新聞デジタル
とあり、寛容さが足を引っ張っていることがわかります。
この「寛容さ」ですが、どういう意味で使っているのでしょうか。それは、過去一か月に募金をしたか? ということが基準になっています。
これについてはこちらのサイトが丁寧に解説されています⇒
言ってしまえば欧米のように寄付文化が進んでいる国やノブレス・オブリージュ(貴族が義務を負う)という文化や思想を反映しているランキングとも言えます。
では、この幸福度ランキング58位についてどうアプローチをするのか良いのでしょうか。
日テレガンバレ!!
一番シンプルなのは、ガン無視を決めることですw
一般論で言えば、健康寿命が世界2位、1人当たりのGDP24位ということから、156か国の中でも日本はかなり生きやすい国だと言えます。(もちろんそれでも問題や課題はありますが…)
他国の価値観で「幸福度」を測ること自体がナンセンスと言えるでしょうし、幸福かどうかなんて自分で決めるものです。
と、言い切ってしまうと終わってしまうので、このランキングを上げる方法を少し考えてみましょう。一部の「日本はドンドン悪くなってるんだー」と報道したがる界隈の人達が、嬉しそうにこの報告を使うのも癪ですからね。
順位を上げるのはとても簡単で、全体の足を引っ張っている「寛容さ」(92位)を上げちゃうことです。
前述のようにこの「寛容さ」とは過去一か月に募金をしたかです。
だったら募金しましょうよ!
わたしもあなたも少しで良いから募金する。それだけで来年のランキングは上がります。
ランキングのために募金をするってのも変なんですけどね。
そう考えると日本テレビさんの「24時間テレビ」のチャリティイベントって日本の多くの人にとても大きな影響を与えているんだなと改めて考えさせられました。
放送のたびに色々と功罪を取り上げられる24時間テレビですが、チャリティイベントを広め、毎年開催しているということは、欧米的価値観からするととっても意義があるとも言えますね。
24時間テレビがなかったらもっと順位は低かったでしょうからね。それでは、また。