RYOSAKASANTO

教育業界にいる陵坂さんが教育・子育て・DWEなどについて書くブログ

【道徳】教科書採択と著者は関係するのか?【後編】


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今年の6月に教科書採択と著者の関連性はあるのか? という疑問を記事にしました。

それがこちら⇒ 

www.ryosaka.com

では、結果はどうなったのでしょうか。今回は答え合わせの回です。

(Photo by Jens Johnsson on Unsplash

それぞれの地区の結果を見てみよう

それでは中学校の道徳教科書の著者がいる地区の採択結果を個別に見ていきましょう。

結果だけ知りたい方は一気に飛ばしてください。

他地区の結果については都教委の下記リンクをご参考くださいませ。

(参考)平成31~32年度使用教科書採択地区別の採択結果(公立中学校、道徳)|東京都教育委員会ホームページ

新宿区

新宿区では「東京書籍」「光村図書」「教育出版」の著者がそれぞれ1名います。この3つどもえの結果はどうなったのかというと… 

結果は、日本文教出版でした。

墨田区

墨田区には「日本教科書」の著者が1名います。 

結果は、東京書籍でした。

江東区

江東区には「東京書籍」の著者が1名います。

結果は、日本文教出版でした。

品川区

品川区には「教育出版」の著者が1名います。

結果は、教育出版でした。

目黒区

目黒区には「東京書籍」の著者が1名います。

結果は、東京書籍でした。

世田谷区

世田谷区には「東京書籍」「教育出版」の著者がそれぞれ1名います。

結果は、日本文教出版でした。

杉並区

杉並区には「東京書籍」の著者が1名います。

結果は、東京書籍でした。

豊島区

豊島区には「廣斉堂あかつき」「日本文教出版」の著者がそれぞれ1名います。

結果は、光村図書でした。 

北区

杉並区には「日本文教出版」の著者が1名います。

結果は、東京書籍でした。

荒川区

荒川区には「日本文教出版」の著者が1名います。

結果は、東京書籍でした。

練馬区

練馬区には「学研」の著者が1名います。

結果は、光村図書でした。

足立区

足立区には「教育出版」の著者が1名います。

結果は、教育出版でした。

葛飾区

葛飾区には「廣斉堂あかつき」「日本文教出版」の著者がそれぞれ1名います。

結果は、東京書籍でした。 

江戸川区

江戸川区には「東京書籍」「廣斉堂あかつき」の著者がそれぞれ1名います。

結果は、教育出版でした。

八王子市

八王子市には「東京書籍」の著者が1名います。

結果は、教育出版でした。

武蔵野市

武蔵野市には「日本文教出版」の著者が1名います。

結果は、東京書籍でした。

府中市

府中市には「学研」「廣斉堂あかつき」の著者がそれぞれ1名います。

結果は、光村図書でした。

小金井市

小金井市には「廣斉堂あかつき」の著者が1名います。

結果は、光村図書でした。

三宅地区

三宅地区には「学研」の著者が1名います。

結果は、日本文教出版でした。

都立三鷹中等教育学校

都立三鷹中等教育学校には、「日本教科書」の著者が1名います。

結果は、学校図書でした。

(参考)平成31年度使用都立中学校、都立中等教育学校(前期課程)及び都立特別支援学校(小学部・中学部)用教科書の採択結果について|東京都教育委員会ホームページ

著者は関係なかった

著者がいる地区で、その教科書会社が採用されたのは20地区中「品川区」「目黒区」「杉並区」の3地区でした。

つまり20分の3で15%の確率です。

個別の現場で著者に忖度している可能性は0ではありませんが、教科書採択に大きな影響を与えているとは言えないと思います。

もちろんこれはあくまで東京都だけのお話。全国で見るとどうなるのかは、調べていないのでわかりません。

今回は中学校の道徳の教科書でした。

来年の小学校採択で行われる主要教科(国語、算数、理科、社会、外国語(英語))であれば結果が違うのかもしれませんね。また調べてみたいと思います。では、また。 

以前書いた教科書謝礼問題に関する記事はこちら⇒

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