どうも今回はSGH(スーパーグローバルハイスクール)を紹介した記事の続きで、SSHについてご紹介したいと思います。SSHとは別にリモートコンピュータと通信で使われるプロトコルのことじゃありません。
SSHとは
SSHとは「スーパーサイエンスハイスクール」の略称です。
文科省に応募し審査を受けた学校の中から見事指定を受けた高校がスーパーサイエンスハイスクールとなるわけです。2002年にスタートし、指定期間は5年間。指定を受けると科学技術振興機構(JST)から支援を受けることが出来ます。
指定校の一覧
指定されている学校の一覧はこちらからどうぞ。
東京都だと
・都立科学技術高校 (54)
・都立多摩科学技術高校 (66)
・都立日比谷高校 (76)
・東海大付属高輪台高校 (58)
・文京学院大学女子高校 (58)
・玉川学園高等部 (63)
・東京学芸大付属国際中等教育学校 (63)
・都立戸山高校 (71)
・東京工業大学付属科学技術高校 (72)
(()内は2018年度入試偏差値。サイトはこちらを参考にしました。都立高校偏差値 2018年版 http://高校偏差値.net/ 東京学芸大学附属国際中等教育学校の完全ガイド | 偏差値・評判・学費・過去問など )
平成28年度時点で200校が指定を受けています。
どんな教育内容なのか
課題研究
SSH校では大学や研究機関と連携をして研究をしたり「課題研究」に取り組んだりしてポスターセッションやプレゼンを行って生徒自身が発表を行います。
理科分野の研究に特化した指定なので「課題研究」も文系のような文献調査やアンケート方法よりも実際に仮説を立て、実験で検証したものを発表していく内容になります。
これには大学・研究機関との連携も重要ですが、学校側の設備と教員の人脈がなければなりません。
英語教育
また理科系なので「英語」にも平行して力を入れる学校が多い傾向があります。理系で大学に進学すれば論文は当然「英語」で書く必要がありますからね。
高校入試の時点でお子さんの興味が理系に傾いているのであれば、貴重な経験のできるSSHはとても有効だと思いますし、その後、その分野に進まなかったとしても研究活動に取り組んだ経験は大きいと思いますよ。
まとめ
研究の取り組みもSSH校としてちゃんと表彰もされるし、生徒の自信にもなるんじゃないかな。
また課題研究でしたことを推薦入試・AO入試で書くことを求められたり、話すことでアピール出来るから大学入試にも有効な取り組みだと思います。
平成28年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会表彰校の決定について:文部科学省
こちらも参考にどうぞ。