陵坂は10年以上前に革ジャンにハマっていた時期がありました。毎週のようにセレクトショップ等に行っては革ジャンを見て、試着して、うーんと唸って、値段見て青ざめて買わないで帰るみたいな日々を過ごしていました。
今じゃ全然ダメだけどその頃は革ジャンに触っただけでだいたい価格を当てられるという全く意味のない能力も身に付いていました。
そんな革ジャンのお話。
カビ発生!
当時購入したのは完全に見た目の好みで選んだ革ジャン。ラム革のライダース(ユナイテッドアローズ)でした。
その革ジャンを久しぶりに見てみたら…
カビはえとるーーーーー
結構凹むよね。。。ここ数年ほとんど着てなかったもんね。手入れもおざなりだったもんね。
クリーニングに出すことも考えましたらが、そこまで高くない革ジャンだし、購入してから10年以上経っているし。いいや、ダメ元で自宅でやってみよう!とトライしました。
洗い方だよ
ネット調べると、まずカビを根元から退治するために重曹を使うとのこと。ふむふむ。重曹小さじ一杯をコップの水に溶かし、歯ブラシを使って優しく革ジャンをこすります。
お!なんか見た目はカビが見えなくなったぞ。でも乾燥すると重曹の白い粉が浮かびあがります。
次に洗面所に水を貯めて押し洗い。オシャレ着用で良いようなので家にあったウタマロさまを投入。たぶんなんでも良いような気がする。完全に勢いだけでやっています。
丁寧に畳んで、押し洗いじゃ! ぐっ! ぐっ!
ネットの情報を信じて良かったのか、正直不安いっぱいだったぞ。革製品に水はタブーって習ってきたもんね。
濯ぎは4回ほどやって泡が出なくなるのを確認して、押して出来るだけ水分を飛ばしたよ。ここからバスタオルにくるんで、ネットを二重にしてスタンバイ。
洗濯機の脱水コースで1分だあ!
タイマーセットしたしと余裕ぶっこいてたら、高性能な洗濯機さまが気を使って脱水時間を再計算して勝手に動き出した時は正直焦ったぜ。
で、革ジャンを出したけど全然水分が飛んでない! でもバスタオルは結構びちゃびちゃ。もう一度洗濯機に回すのは怖かったので諦めて陰干しをします。
1日経ってもまだまだ濡れていてマジかよ、と思いましたけど気にせず型崩れ防止のために袖を通して保湿クリームを塗ります。
これまたおススメされていたニベアの青缶。乾燥肌の陵坂の必需品がこんなところで役立つとは。
正直、この頃はネット情報と違って1日で乾かないし、結構やけくそでやってました。そこからさらに一日経ってようやく乾いて綺麗な革ジャンが戻ってきました!
どーん!
ちなみにこの写真は洗ってから2週間ほど経った状態。カビはその後大丈夫ですが、革ジャンを着たまま子どもを抱っこして足が当たった場所が白くなっています。
いやあ、意外とご自宅でいけるもんなのね。と思う反面、次も同じようにやって上手くいくか私にはわかりません。自己責任でご参考くださいませ。