陵坂と考察と

教育関係会社員が教育を中心に考えたこと、思ったことを書きます。

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【書評】「革命のファンファーレ」の「革命」とは何か?

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いやあ、刺激を貰える本に出会えたことに感謝。期待を裏切らない内容でした。

何が? って「革命のファンファーレ」(西野亮廣・幻冬舎)のことです。普段、小説しか読まないような方に是非お勧めしたいマーケティングの本です。 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

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ただこのブログは「教育」に関するテーマを扱っているので、それらしく「自由研究」「課題研究」的な視点で言葉の定義の仕方から紐解いていきたいと思います。

それは、本書のタイトルにある「革命」とは何を意味するのか、ということです。

無料公開されている「はじめに」には以下の文章があります。

革命のファンファーレは鳴った。

農業革命よりも、産業革命よりも、大きな革命が、よりによって僕らの時代を直撃した。情報革命だ。

インターネットにより、距離や時間の壁がなくなった。

ものの売り方が変わり、働き方が変わり、お金の形が変わり、常識が変わり、道徳が変わっていく。超高速回転で。

キングコング 西野 公式ブログ - 【コピペ自由!】『革命のファンファーレ』はじめに全文 - Powered by LINE 

西野さんは「情報革命」が直撃したと言及しています。

そもそも「革命」という言葉の意味はなんでしょうか。

天下のGoogle様で調べるとこのような説明が出てきます。

かくめい【革命】

  1. 天命が革(あらた)まること。前の王朝がくつがえって、別の王朝がかわって統治者となること。易姓革命。
  2. 被支配階級が、支配階級を倒して政治権力を握り、国家や社会の組織を根本的に変えること。 「フランス―」

つまり「革命」=「権力構造が逆転すること」なんですね。

「フランス革命」は市民によって王ルイ16世を打倒したから「革命」と呼ぶわけです。

「明治維新」は英語では「the Meiji Restoration」といって「王政復古」と言います。それは天皇陛下を中心とする国体に変化はないんだから「革命」とは言わないんだそうです。 

話がそれちゃいましたが「革命」とは「弱かったものが強いものと立場が入れ替わる」ということでした。

こういう観点で本書「革命のファンファーレ」を読むといくつかの「革命」に言及していて、西野さんはそれをさらりと「情報革命」や他の言葉で表現しています。 

例えばこれ。

インターネットが破壊したものを正確に捉え、売り方を考えろ

この章では「物理的制約」が破壊されたと紹介しています。

それまで大規模店舗でいかに物質を確保できるかが「売り」でした。本書では書店を例にあげていますが、今ではアマゾンに代表される「架空(バーチャル)」の店舗が隆盛し、例えば百貨店は「中国人の爆買いバブル」の終了を機に良い話がほとんど聞くことが出来なくなってしまいました。 

2017年1月。お金の奴隷解放宣言。

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本書でも指摘のある通り本来「お金」は「信用」を変換したものです。昔はその信用の担保として「金」を使って「金本位制」を行っていたんだけれど、今は完全に「貨幣価値」が一人歩きしているようなものですよね。

紙きれ1枚に1万円、5千円の価値があると共同で信用できなければ暮らすことなんて出来ないのに日常ではほとんど「信用」を意識することはなくなってしまいました。その「信用」が本質であり、「金の奴隷になるな」と述べているわけです

つまり「信用」が再び「お金」に逆転した。これも革命ですよね。 

インターネットは「上下関係」を破壊し、「水平関係」をつくる

この内容もある意味「革命」的な内容なんですが、ぜひ気になった方は本書を読んでみてください。面白いよ。 

と、ここまでタイトルの「革命」にスポットライトを当てて解説しました。

「革命のファンファーレ」に書かれている内容はマーケティングが主体です。しかし、個人の「信用」について述べている部分を紹介した通り、「マーケティング」以外の個人としての生きていく時にとても参考になる内容が書かれています。

また「革命のファンファーレ」は別の側面として「えんとつ町のプペル」のステルスマーケティングにもなっています。鮮やかなもんです。私はまんまと買いましたよ。それも「魔法のコンパス」とセットで(笑) 

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